成功の基準
あなたは手品を、何パーセントの確立で成功しますか?
もし、100パーセントと言う人が居るなら、その人は手品の“成功”の基準が低いと思います。
お客さんが、不思議がっていたら、成功なのでしょうか?
手品が、失敗せずに最後までやり終えたら、それが“成功”なのでしょうか?
手品は失敗したが、お客さんが喜んでいたら成功なのでしょうか?
手品も成功し、お客さんから大きな拍手を頂いた…。もっと上にはいけないだろうか…。
成功の基準とは、難しいです。
成功の基準は、その人の手品の取り組み方に左右されると思います。
自分のための手品なのか、見てくれる人のための手品なのか、もっと先を見た手品なのか…。
成功を目指し、成長をしていくには、自分の足りない部分を見つけるのも、ひとつの方法だと思います。
足りない部分を見つけて、そこを埋めるか、別のもので補えるようにするといいでしょう。
例えばスライハンドが苦手で、トリックデックばかり使っている時、お客さんに「そのトランプをさわりたい」なんて言われて困った事はないでしょうか?
解決策のひとつは、スライハンドを練習する。
あるいは、妥協して、セルフワーキングなどの簡単な手品を覚えるなど。
違う解決策として、演出や雰囲気でお客さんに、そういった部分に触れさせない。
触れられてもサラッと流せる自分を持っておくのも一つだと思います。
笑わせるのが得意、キレイに見せるのが得意。
人それぞれ生まれ持った方向があると思います。
その方向に、枝を伸ばしながら、少し違う方向に枝葉をつけながら伸びていってください。
それが、成功への近道だと思います。
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